ようこそ!東三洞貝塚展示館へ
東三洞貝塚は, 数回の発掘調査で櫛目文土器, 石器, 骨製装飾品, 土製品, 装飾具を始めとする各種の魚介類や動物の骨が出土しました。また, 1999年釜山博物館の調査で韓半島で最も古い穀物であるアワやキビが発見され,更に 韓・日の新石器文化の交流関係を示す多くの縄文土器や黒曜石などが出土しました。このことから, 韓国の新石器文化の性格や実態を究明する重要な遺跡であることを再度立証することができました。
釜山博物館では新石器時代の代表的文化遺産である東三洞貝塚遺跡地と発掘遺物を国内外に公開し, 生きた歴史教育の場として活用するための専門博物館として東三洞貝塚展示館を2002年4月24日に開館しました。
小さい規模の展示館ではありますが, 東三洞貝塚展示館を通じて新石器時代の歴史と文化を明らかにし, より多くのものを培っていくために絶え間なく努力していきます。
沿革
- 1929. 日本人オイガワ(東萊高等普通学校教師)が最初に発見
- 1930. 日本人ヨコヤマ(京城帝国大学教授)2度にわたり試掘調査
- 1932.オイガワ, 釜山考古会会員の二度に渡る試掘調査
- 1963. ~ 1964アメリカ人モア, セムプル(Wisconsin大学)による部分発掘調査
- 1963. ~ 1971.国立中央博物館による3度に渡る正式発掘調査
- 1979. 7. 26史跡 第266号指定
- 1998. 12 ~ 1999. 12東三洞貝塚遺跡浄化工事
- 1999. 05 ~ 08釜山博物館発掘調査(東三洞貝塚浄化地域)
- 2002. 04. 24東三洞貝塚展示館開館
- 2004. 11 ~ 12慶星大博物館 発掘調査(太宗台進入道路拡張工事区間)
- 2005. 06 ~ 07東亜大博物館 発掘調査(太宗台進入道路歩道区間)
- 2006. 04 ~ 08東亜大博物館 海岸資源研究所水中指標及び試掘調査(東三洞貝塚海岸地域)