釜山博物館は, 1978年の開館以来, 8千点以上の文化財を韓国国内外の所蔵家から寄贈して頂きました。
遺物の1点1点全てが決して容易ではない決断の末に寄贈して頂いた貴重な文化財です。
これらは陶磁器, 書画類, 土器, 仏教文化財, 民俗文化財などを網羅しています。
釜山博物館は, このように寄贈を受けた貴重な文化財の保存·管理に最善を尽くすだけではなく, 展示公開は勿論, 学術研究の資料として活用しています。
遺物寄贈は, 文化遺産を愛するまた別の方式であり, 全国民がその価値を共有し, 共感することを可能とする尊い行為だといえます。
寄贈は, その行為だけでも大きな意味がありますが, 寄贈することによって盗難や消失, 破損などから民族的資産を保存し, 私たちの歴史を半永久的に守ることにもなります。
本博物館では, 寄贈していただいた方々の意思を受け継ぐため寄贈室を運営し, 寄贈文化財図録も発刊しています。
釜山博物館は, 所蔵者皆様の遺物寄贈を心よりお待ちしています。
※詳しいお問い合わせは, 釜山博物館 学芸研究室(☎610-7136)へ
釜山博物館は, 展示館に展示する釜山の歴史資料を一般所蔵者を対象に毎年購入しています。
遺物購入対象は, 統一新羅時代から現代(1953年まで)までの釜山関連歴史資料です。
1876年開港から1945年終戦までの激動期の釜山の一般生活史が分かる資料や日本との地理的特殊性に焦点を合わせた韓·日関係史資料, 特にここでは, 通信使, 文禄慶長の役, 倭館と関連のある資料が該当します。
民俗品も購入対象に含まれており, 韓国戦争時の臨時首都当時の困難な世相を反映する歴史資料も収集しています。
具体的な遺物対象目録と遺物受付期間及び受付方法は, 該当時期に具体的に各マスコミやホームページを通じて掲載する予定です。
※詳しいお問い合わせは, 釜山博物館 学芸研究室(☎610-7132)へ