学術研究作業としては, 発掘調査した遺跡の報告書製作や研究論文集の刊行などがあります。 発掘調査報告書は, 発掘を通じて確認できた遺構や出土した遺物の図面作成, 写真撮影, 原稿作成, 印刷などの一連の過程を経て作られます。
製作した報告書は, 専門研究者や全国の博物館, 図書館などに配布して一次的な資料として活用されます。今まで発刊した発掘調査報告書は, 『徳川洞古墳』, 『老圃洞遺跡』『1,2杜邱洞林石遺跡』『福泉洞萊城遺跡』『福泉洞53号墳』『生谷洞加達古墳1』『萬徳寺跡』『凡方貝塚1,2』『堂甘洞城跡1』『金丹串堡城跡』『晋州貴谷洞デチョン遺跡』『新石器時代の漁労文化』『峨嵋初等学校 増築敷地内遺跡調査』『釜山新港背後国際産業・物流都市(1段階)造成事業内文化財指標調査報告』等です。
また, 本博物館の学芸研究者の個別の研究成果を収録するための研究論文集を1992年から刊行しており, 現在20集まで製作し配布しています。
博物館は, 毎年1回年報の発刊と学術調査研究報告書, 研究論集, 図録などを発刊しています。